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2025年の最多勝馬 — 年間勝利数ランキングと勝ち馬の傾向

2025年のJRA平地レースで最も勝った馬を集計しました。年間の勝利数分布と、4勝以上をあげた12頭の全レース成績、2026年上期の近況をまとめています。

集計対象は中央競馬(JRA)の平地レースのみで、地方競馬や障害レースは含んでいません。

勝利数の分布

2025年に平地レースで1勝以上をあげた馬は2,612頭です。

勝利数頭数
5勝1頭
4勝11頭
3勝92頭
2勝507頭
1勝2,001頭

2025年 勝利数の分布

年間4勝以上は12頭のみで、5勝は1頭だけです。1勝の馬が全体の76.6%を占めており、年間で複数回勝つこと自体が簡単ではないことが分かります。

最多勝馬 ダブルハートボンド

2025年の最多勝はダブルハートボンド(牝、父キズナ)の5勝です。5戦5勝、勝率100%でした。

日付レース名クラス着順人気騎手
1/11恵那特別中京ダ18002勝クラス1着1人気坂井 瑠星
2/1舞鶴S京都ダ18003勝クラス1着1人気坂井 瑠星
6/14三宮S阪神ダ1800オープン1着1人気坂井 瑠星
11/9みやこS京都ダ1800オープン1着2人気坂井 瑠星
12/7チャンピオンズC中京ダ1800GI1着3人気坂井 瑠星

全5戦がダート1800mで、騎手も全戦坂井瑠星騎手です。2勝クラスからGIのチャンピオンズカップまで一気に駆け上がりました。みやこS以降は1番人気ではありませんでしたが、それでも負けなしという内容です。

2024年にも中京ダート1800mで未勝利・1勝クラスを連勝しており、JRAでのデビューからの通算成績は7走7勝です。

なお、8月にはブリーダーズゴールドカップ(門別ダ2000m・JpnIII)にも遠征し、ライオットガールに次ぐ2着でした。1着になれなかったのはこの1戦だけで、中央では無敗のままGIを制しています。

4勝馬一覧

4勝をあげた11頭の2025年成績です。勝率順に並べています。

4勝以上の馬 — 2025年の出走数と勝利数

勝率100% — ニシノティアモ

日付レース名クラス着順人気
6/11勝クラス東京芝18001勝クラス1着1人気
7/6白河特別福島芝18002勝クラス1着1人気
10/19甲斐路S東京芝18003勝クラス1着6人気
11/22福島記念福島芝2000オープン1着2人気

4走4勝(牝、父ドゥラメンテ)。全戦津村明秀騎手で、芝の中距離を4連勝。甲斐路Sは6番人気からの勝利で、福島記念では重賞初制覇を果たしました。4勝以上の12頭で唯一の芝中距離馬です。

勝率80% — テーオーエルビス、ルクソールカフェ

テーオーエルビス(牡、父Volatile)は5走4勝。ダート短距離(1200〜1400m)を主戦場に、1勝クラスからカペラS(オープン)まで4連勝しました。

ルクソールカフェ(牡、父American Pharoah)も5走4勝。1勝クラスからヒヤシンスS、伏竜Sと重賞を連勝し、秋には武蔵野Sも制覇。ただしチャンピオンズCでは15着に敗れています。

勝率57〜67% — 条件戦の上昇組

イムホテプ(牡、父ニューイヤーズデイ)は6走4勝で、全戦横山武史騎手。新馬戦から3勝クラスまで勝ち上がりました。

ダノンフィーゴ(牡、父Into Mischief)は7走4勝。ダート1400m専門で、秋以降に3連勝してオープン入りしています。

ファムエレガンテ(牝、父Tiz the Law)は7走4勝。ダート短距離で、永島まなみ騎手・丹内祐次騎手・岩田望来騎手と騎手を替えながら3勝クラスまで到達しました。

ミクニインスパイア(牡、父アドマイヤマーズ)は7走4勝。芝の中長距離で、丹内祐次騎手とのコンビで未勝利から3勝クラスまで4連勝しています。

キョウキランブ(牡、父エスケンデレヤ)は7走4勝。ダート中距離で条件戦を勝ち上がりました。

勝率44% — 出走数の多かった3頭

レイピア(牡、父タワーオブロンドン)は9走4勝。芝1200m専門で、3勝クラスからオープンまで勝ち上がりましたが、重賞では結果が出ませんでした。

メイショウズイウン(牡、父ホッコータルマエ)は9走4勝。武豊騎手を中心に、ダート1800mの条件戦を勝ち上がりました。

ハナウマビーチ(牡、父ゴールドドリーム)も9走4勝。未勝利で苦戦した後、後半に4連勝して3勝クラスまで到達しています。

ダート馬の多さ

4勝以上の12頭のうち、ダートを主戦場とする馬は9頭(75%)です。芝の馬はニシノティアモ(中距離)、ミクニインスパイア(中長距離)、レイピア(短距離)の3頭のみでした。

ダート馬は同じ距離・条件で繰り返し出走しやすく、条件戦を連勝してクラスを上げていくパターンに向いています。ダブルハートボンドの全5勝がダート1800m、テーオーエルビスの4勝がダート1200m、ダノンフィーゴの4勝がダート1400mと、得意条件を繰り返し走っている馬が多いのが特徴です。

2026年上期の成績

4勝以上の12頭が2026年上期(1〜6月)にどのような成績を残したかをまとめます。

馬名出走数最高着順主な出走レース
ダブルハートボンド1走3着フェブラリーS 3着
ニシノティアモ3走5着中山牝馬S 5着、ヴィクトリアM 6着、府中牝馬S 10着
ルクソールカフェ1走11着安田記念 11着
テーオーエルビス未出走
イムホテプ1走11着総武S 11着
ダノンフィーゴ1走3着根岸S 3着
ファムエレガンテ2走7着大和S 15着、天王山S 7着
キョウキランブ3走15着3戦すべて15着
ミクニインスパイア2走2着日経賞 2着、宝塚記念 12着
レイピア4走2着シルクロードS 2着、オーシャンS 2着、高松宮記念 5着、函館SS 3着
メイショウズイウン4走6着レグルスS 6着 ほか
ハナウマビーチ3走9着プロキオンS 12着 ほか

12頭の合計出走数は26走で、勝利は0です。

ダブルハートボンドはフェブラリーS(東京ダ1600m)で3着。得意のダート1800mではなく1600mだったことが影響したかもしれません。

健闘しているのはレイピアとミクニインスパイアです。レイピアは4戦すべて掲示板で、重賞でも2着2回・3着1回と安定しています。ミクニインスパイアは日経賞で2着に入り、宝塚記念にも出走しました。

一方、キョウキランブは3戦すべて15着、ハナウマビーチは3戦で9〜12着と、オープンの壁にぶつかっています。条件戦を勝ち上がった勢いがそのまま通用するわけではないことが分かります。

まとめ

  • 2025年の最多勝はダブルハートボンドの5走5勝。全戦ダート1800m・坂井瑠星騎手で、チャンピオンズCまで制覇した
  • 4勝以上の12頭はダート馬が9頭(75%)で、得意条件を繰り返し走った馬が多い
  • ニシノティアモは4走4勝で福島記念を制覇。唯一の芝中距離馬として異彩を放った
  • 2026年上期、12頭の勝利は0。オープンで通用しているのはレイピアとミクニインスパイアに限られる

本記事の集計は、原則として 2021〜2025 年の JRA レースの公開データに基づいています。集計条件や計算式は記事中に明記していますが、データの集計や解釈に誤りがある可能性もありますので、あくまでも参考情報としてご覧ください。

本記事は馬券の購入を推奨・助言するものではありません。詳しくは About および プライバシーポリシー をご覧ください。

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